蛍光灯用フィルタースペクトラ よくある質問

「スペクトラ」を装着すると蛍光灯の破損や飛散防止になりますか
「スペクトラ」を装着すると部屋の明るさが変わりますか?
「スペクトラ」を装着すると部屋がピンク色になりませんか。
装着する作業が面倒ではないですか。
「スペクトラ」は一本あたり¥3,500**とのことですが、少し高くありませんか。
トルーライト(ねじれた蛍光灯)とどこが違いますか。
UVカットの蛍光灯とどこが違いますか。
持っている蛍光灯が直管ではないのですが…
エンドキャップは必ず必要なのですか?

 「スペクトラ」を装着すると蛍光灯の破損や飛散防止になりますか

 蛍光灯はガラス管でできていますので、外部よりの直接・間接の衝撃に対し破損する危険性が日常的にあります。事実、オフィス内において、金属製等の硬い長尺物を運搬・移動中に蛍光灯を割ってしまったり、事務所の移転や、会社内の部や課の移動中にこのような事故がおこる可能性があります。

 さらに、大地震や災害時にはこれら蛍光灯が同時に複数破損する危険性があり、この場合、細かいガラス片となって四方八方に飛散して大変危険な状態となります。人の目に入れば、失明の危険があります。又、事務所内には、コンピュータをはじめとする数々の精密機器があり、これらに細かいガラス片が入り込み、データーを破損したり、機器が使用不能となったり、莫大な損害を引き起こす危険性があります。

 「スペクトラ」装着はこうした危険に対する最善策の一つといえます。

 「スペクトラ」を装着すると部屋の明るさが変わりますか?

#524を装着した場合、計測器で計って3~8%の照度ロスが見られますが、目ではハッキリとは認識できない程度です。

又、「スペクトラ」は照度ロスを最低限に抑えながら最大限グレアをカットするサーキュラ偏光方式を採用しています。さらに、「スペクトラ」を装着することで演色性(より自然な色合いに見える)が向上し、「明るさ感」がアップします。

現実には、「スペクトラ」装着時、蛍光灯が古くなっていたり(照度が半減)、ほこりが付着していている場合が数多く見られます。 蛍光灯のほこりを拭き取ってから「スペクトラ」を装着しますので、逆に明るくなることもあります。古い蛍光管(蛍光灯器具)は新しいものと交換するようにしてください。

 「スペクトラ」を装着すると部屋がピンク色になりませんか。

一般の白色蛍光灯の光はグリーンの波長帯が強く出ています。 蛍光灯の下でフラッシュをたかずに写真をとるとグリーン色がかぶさった出来具合になります。 このグリーンの補色関係にあるのがマゼンタ(赤紫)なのです。(右図参照)

太陽光(自然光)が色バランスのとれた白色をしているのは、各色がバランスよくミックスしているからで、白色蛍光灯の偏った色バランス(スペクトル)をマゼンタで矯正しているのです。従って、「スペクトラ」を装着してある部屋は、よく晴れた正午の太陽光(自然光)に近い照明環境になっているのです。

部屋が薄っすらピンク色に見えるのは、私たちの目があまりにも白色蛍光灯の光に慣れてしまい、それを自然光と錯覚をしているからです。

ただし、極淡色タイプ#524の場合は、非常に淡いピンク色を採用しており、違和感はなく、ほとんどピンク色も感じられません。

 装着する作業が面倒ではないですか。

 蛍光灯を器具よりはずして、ほこりをサッと雑巾などでふき取り、「スペクトラ」に挿入、両側にキャップをつけて元通り器具に取り付けるだけ。蛍光管を交換する要領で簡単に出来ます。勿論、必要なら取り付け業者(ディーラー側)に依頼することも出来ます。(有料)

 「スペクトラ」は一本あたり¥3,500**とのことですが、少し高くありませんか。 (**税抜き価格です)

 少しも高くありません。たとえば、50坪(165㎡)のオフィスに50本の40w蛍光灯がついているとします。このオフィスに「スペクトラ」を装着した場合、1㎡あたりの「スペクトラ」による照明改善コストは1年間で僅か¥181です。

 10年間の「スペクトラ+白色蛍光灯」の交換コスト=(¥3,500+¥500)+¥500x4本=¥6,000 このオフィスの1年間の1㎡あたりの「スペクトラ+白色蛍光灯」総交換コスト=¥6,000x50本÷165㎡÷10年≒¥181

 また、1本あたりの「スペクトラ」の1日の使用料は¥1にもなりません。

 ¥3,500÷365日÷10年≒¥0.96 (「スペクトラ」の耐用年数は10年以上ですが、上記の計算基準はそれを10年とし、蛍光灯の交換を2年毎に行い、蛍光灯の価格は10年間変わらず¥500としてあります。)

 トルーライト(ねじれた蛍光灯)とどこが違いますか。

 トルーライトは太陽光に近い光を出しており、この点では、「スペクトラ」+白色蛍光灯とよく似ています。しかし、下記の点で大きな違いがあります。

「スペクトラ」
トルーライト
紫外線
カットしている
出ている
耐久性
10年~15年
約2年
価格
3,500円/本
約6,000円/本
その他
蛍光灯の破損・飛散防止
-

 UVカットの蛍光灯とどこが違いますか。

 UVカットの蛍光灯は紫外線吸収膜を蛍光管の内側に取り付けたもので、紫外線による色あせを防止するランプです。衣料品、美術品、絵画、印刷物など退色が問題となる場所で使用されます。照度ロスは一般に15%前後あります。

 白色蛍光灯に「スペクトラ」を装着すると、一挙に下記のような数多くの特徴を併せ持つ、いわば“スーパーランプ”と変身します。

●フルスペクトル光
●UVカット蛍光ランプ
●高演色蛍光ランプ
●飛散防止蛍光ランプ
●生鮮食品・食肉展示用蛍光ランプ
●写真撮影用蛍光ランプ
●美術・博物館用蛍光ランプ
●グレアカットランプ
●超耐久性ランプ(白色蛍光灯のみ交換)

 UVカット蛍光灯はこの“スーパーランプ”(=「スペクトラ」+白色蛍光灯)の機能の一部に過ぎません。

 持っている蛍光灯が直管ではないのですが…

筒状のもの(直管40Wサイズ)のみ取り扱っております。

 エンドキャップは必ず必要なのですか?

40W蛍光灯用のスペクトラを半分にカットし、20W蛍光灯2本分に使用される場合、別途エンドキャップ2個オーダーください。

(参考:輸入元Q&A)


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